東京都にある、日本蕎麦『一東菴』の情報を掲載中

提供：ぐるなび

「納得のいく蕎麦を出すには、そのための時間が必要」という店主の言葉が、蕎麦の味に反映されている名店だ

東十条駅南口を出てすぐの階段を降りて進むと「一東菴」の行灯が出迎えてくれる。店の前の「もの作りの師でもある父が配置してくれた」という植栽と石臼が佇まいを凜とさせる。この店の営業時間は、決して長くはない。しかし、店主吉川邦雄氏の蕎麦に対する真摯な姿勢と、その味に至るまでの作業を考えると頷ける。「生産者の愛情が蕎麦の実に出るんですよ」という言葉そのままに、店主の蕎麦への情熱が味になっていると思わせる。